「お上」が言うことは正しいという考え方
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こんにちは。
AbemaTVでこのすばの放送時間が余計見にくい時間帯になって残念なこの頃です。
最近ふと思ったことを記事にしようと筆を執りました。
お上が言うことは正しいという思想。
偉い人が言ったことなんだから間違いはない、という考え方ですが、これを読んでる人を含めて多くの人は「そんなことはない」と否定すると思います。
例え話として政治について挙げましょう。
今の世間を見ても与党議員を始めとした政治家の腐敗など、左の人はまぁそうだとしても、思想的に保守派の私でも同様に最近の自民党には疑念を覚えざるを得ません。
こうして改めて聞かれると否定するものと思いますが、では普段の考え方や行動としてはどうでしょうか。
政治的無関心は、その一側面としては「自分一人が声を上げなくても、まあどうにかなる」「凄く困るような自体にはならないだろう」という考えの現れです。
これは暗にお上は正しい、とまではいかずとも、ひどく間違ったことはしないだろうという考え方と同じだと思います。
例えば政府の政策によって、もし来年から食うにも困るような生活を強いられるともなれば、どうしますか?
あなたは、世間に/お上に対して声を上げるでしょう。それがスタンダードだと思います。
ですが、もし自殺という手段を選ぶならば、あなたはひどく政治的に無気力であり現代日本人的だと言えます。
「お上に逆らっても無駄だ」という考え方は、現代日本を蝕む重大な問題の一つだと私は考えています。
民衆の政治に対する関心、権力や企業に対する裁判、ストやデモの数とそれに対する世間の白い目、豊かな国であるのに無気力な人間が多いのは、ほとんどの国民が、娯楽を削れば食うには困らず、体を患えば医療を受けられ、金に困れば何かしらの保護を受けられる「とりあえず死ぬことはない」現状にあると思います。
上が間違ったことをしたと思ったなら、手遅れになる前に声を上げて批判する――明日は我が身と考えるべきです。
お上が私達を縛り付けるルールを作る前に、法治国家にはお上を縛り付けるルールが存在するのですから。
そしてお上は間違ったことをしていないとあなたが思った時……一度立ち止まって、本当にそれは間違ってないのかを考え直して下さい。
一部が得するだけで誰かの不利益になっていないか、今でなく未来を見据えたことかどうか――反対の立場から物事を考えることは非常に重要なことです。
小さい頃に親から教わる「相手の気持ちを考えて」というのは、この世の普遍的な真理なのかもしれません。
こんなブログで偉そうに講釈垂れるのもアレですがね!
それでは。
続き(?)
P.S.
修正ついでに、似たようなことをおっしゃっている方の記事を見つけたので載せておきます。
http://www.asahi-net.or.jp/~xx8a-kmi/furiman44.html